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a-lows な日々(旧)

denzi02.exblog.jp

DENZIさんの危なくも低俗な日々。

カテゴリ:ばいくバイクBike( 30 )

「おい、Lum! 朝だ! 起きろっ!!」
「・・・・んー、ダーリン? うぅん、夕べも遅かったんだし、もっと寝てようっちゃ・・・・」
「何言ってる、行くぞ!!」
「・・・・・、どおしたっちゃ、ダーリン? 何か悪いものでも食べたのけ・・・・・?」
「馬鹿野郎!
 黙って俺について来い!!」

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「行くぞっ! アターック!!」

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「おりゃりゃりゃりゃー!!」

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「うっしゃーっ!!」

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「ひゅうぅーん!!」

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「ばきーっ!!」

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「ふんぬー!!」

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「ごわわわわっ! 何のっ!!」

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「はんっ! でっ! ぐにゅにゅっ! きええええ~っ!!」

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「すまぬ、すまぬLum!!
 惚れた女の望み一つ
 かなえてやれない俺の無力、
 許してくれっ!!」

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「しかし! 力の限り
 走ってみせるぜっ!!」

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「るぉわだだぁっっ!!」

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「負けん! 負けんぞおっ!!」

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「うあっしゃああっ!! 
 来たぜえっ!!」


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「ああ、ダーリン、ステキ!
 もう感動のあまりに声も出なかったっちゃ!
 ウチもう、ダーリンのとこに嫁いできて本当に良かったっちゃ!
 ウチは三国一の幸せ者だっちゃ!!」

「ふっ、まあ、本当の俺はこんなもんさ、惚れ直すだろ?」


「・・・・・リン、・・・ァーリン・・・・・」
「・・・・・よせよお、んなあ・・・・ぅんだからぁ・・・・」
「ダーリン! 寝ぼけてないでいい加減に起きるっちゃ!
 こんないい天気に寝坊しようだなんて、なんたる罰当たり!
 とっとと起きて!! 今日は泣くほど走ってもらうっちゃよー!!!」





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by denzi-orange | 2009-11-07 22:46 | ばいくバイクBike
「おはよーダーリン朝だっちゃー! 起きるっちゃー!! ぬるいっちゃよー!!!」
「う~ん、どおせどおせオイラはぬるい男ですよお・・・・・」
「そーでないっちゃ風だっちゃ! 昨日までの痛い風じゃなくてぬるい風だっちゃ! 行こう! 行こうってば!!」


      ***************************************************************


「しかしまあ、今年ラストの洞爺湖イベントが雪で参加できなくなったからさあ、もう今年は店じまいでしょ?
 そんなにがんばらなくたってもう充分走っただろが?」
「それがねー、昨日前のメーター見てたら、今年前半分が661kmだったっちゃ。 交換してから今までが1314km。 ということは・・・・・」
「走ってるねー。充分充分。」
「だから! あとたった25kmで2000km達成なんだっちゃ! 行かいでか!!」
「えー? だって石橋くんとマンちゃんの分足したら充分超えてるし・・・・」
「ウチは走ってないっちゃ。」
「あ!いっ、いやあ!それは・・・」
「ウチは・・・! 走って! ・・・・・、ないっちゃあ~!!(涙)」
「わわわわわっ、ゴメン! ゴメンってばあー!!」
「ひどい、ひどいっちゃダーリン! 自分だけちゃっかり2000kmオーバーしといて、
 お前はちょい足りなかろうが知らないよ、だなんて!! 
 ウチとダーリンは夫婦なのに! 病める時も健やかなる時も一心同体少女隊だって言ったのにー!!(泣泣泣)」

「わーった!わーかりました走ります!! 寒かろうが雪だろうが走りますから!! だからお願い機嫌直してーっ!!!
 で、どこ行けばいいんすか? 25kmばかり走れるとこ? 羊蹄一周とかいたしましょうか?」

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「えー、思ったよりも雪深いですけど。 雪道ってのはやっぱいくら何でもマズイんじゃないでしょうか?
 ニセコってのは本場だから。 なめたらダメだから、ねっ?」
「うええええ、ウチは、走ってなあ~い!!(号泣)」
「わーった!雪無いとこまで南下しましょう !洞爺まで下りれば大丈夫でしょ!! ビシーッと一周すれば35kmくらいあるから、ね!!」

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「濡れてたって行くよー!!」

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「うりゃーっ!!」

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「とりゃーっ!!」

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「ずおりゃーっっ!!」

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「ぬえりゃりゃりゃーっっっ!!!」



「ぜへへー、でへへへー、疲れた、疲れちゃったよおーー!!!」
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「なしてこんなに走っちゃっちゃってんだよー!!
しかもアベ29で!!!」

「うむよろしい、どれどれ・・・・・」
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「はいダーリン、合格。 ほめてつかわすぞよ。」
「はいはい。 あーもう泥だらけ。 早くフロフロ・・・・・」
「ウチも泥だらけ。 ねーダーリン、一緒に入るっちゃー?!」

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by denzi-orange | 2009-11-04 23:31 | ばいくバイクBike
ぢりりりりん、ぢりりりりーん・・・・
「あーDENZIさーん?こないだのリドレーダモクレスだけどさー、ダメだってさー」
えーっ、ちょっと社長!そんな人がせっかく勿体つけて伏字にしてたのを身も蓋もなく・・・・
「そーゆーワケだからさー、別のにしてよ。じゃーねー」 ガチャン。

  ・・・・・、ダメ。 ・・・・・、ナシ。 ・・・・・、またふりだし。

「ラムーッ!
 オマエ、何やったーっ!!」


「んー?なーにーダーリン?」
「なーにーぢゃないっ! オマエ、ベルギー方面になんか圧力かけただろ!!
 そーじゃなきゃ2010モデルが10月のウチに売り切れるワケないだろ!! 
 農作物じゃあるまいし生産が年イチだなんてありえねーだろがっ!!!」
「ウチ、知らないっちゃー。 だいたいダーリンが色は白じゃなきゃイヤだとか言うから手にはいらなかったんじゃないのけー?」
「そんなコト言ったってオマエ、ただでさえカンパじゃなくてシマノだなんてのをガマンしてるのに、色まで気に喰わないだなんて・・・」
「まーまー、リドレイばっかがレーサーじゃなし、コルニャーゴでもピナレッロでもデローンザでも、好きなの選べばー?」
「オレにそんな甲斐性あるワケないだろが・・・・・」
「えー?安いのだってあるっちゃよ。」
「ンなコトいってもさあ、トップグレードのフレームが6~70万のメーカーの30万台の完成車ってのはなあ・・・
 ちょっと悲しいイメージがあるのよ、オイラとしては。 それにひねくれ者としては多少マイナーなほうがねえ。」
「まったく贅沢でワガママなんだから。 何に乗っても一回り昔の安物鉄チンよりマシなんじゃないのけー?」
「またイヤミを。 それが一人で走る分には不満ったってたいしてないから問題なんじゃないか。
 新しいのには乗ったコトないから本当にイイのかどうかもわかんないし、
 いざ買ってキミより良くないんじゃマズイから、ケチらずにがんばって予算を増やしたんだぜ。
 多少の選り好みくらいさせてくれよー、マシン選択っつうのはオイラのアイデンティティを表すもんだしさー。」
「ふーん、で、ダーリンさんはどんな娘が好みなんだっちゃ?」
「んー、予算的には中間グレードだしなー、何でも望んでもダメなのは分かるから、
 中間レベルでまとまった優等生的なモンよりは一芸に秀でたトンがったのに乗ってみたいんだよねー。
 やっぱヨーロッパもんってのは外せないし、カーボン以外っつうのも考えてないし、色気がないのも愛せないし・・・」
「えーかげんにさらせー!!
 そんなんあるワケ、
  ないやろがー!!」

「えーっ、そんなぁ! だってだってやっぱさあ・・・・」
「わかったっちゃ、ウチがあまりに美しすぎるんで、
 ハードルが高くなりすぎたのがイケナイっちゃね。
 どーせそんな虫のいい話しはどこにも転がってないんだから、
 この際ずーっとウチに乗ってるのがイイっちゃ!
 不満があるならスーパーレコードでもボーラでも貢ぎなさい!
 まだまだいくらでも素敵になってあげるっちゃよ!!」

 「しええええ~!!!!!」

 
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by denzi-orange | 2009-11-01 23:17 | ばいくバイクBike
「ねえ~ん、ダーリン。朝よ、お・き・て・!」
「うにゃむにゃ、もう結構、もう食べられません・・・・・」
「何を寝ぼけてるっちゃ、昨日とは打って変わっていい天気だっちゃよ! 寝てるだなんてもったいない、起きるっちゃー!!」
「ずえええええ、本当に行くのお~!! ボカァもうカダラがだねえ・・・・」
「言い訳は冷や奴の中で聞くっちゃ、とにかく出発ぅ!!」


「ねえ~Lumさん、ね? 昨日100kmも走ったばっかなんだからさあ、今日は走らなくてもさあ・・・・」
「昨日は93km! いいっちゃねー、また今日もたーっぷりデートできるだなんてこの幸せもの!!」
「だからカダラが疲労の困憊なわけで、無理は禁物のココロよ。」
「何のために大枚はたいてSKINSなんて着せてやったと思ってるっちゃ?
 それに昨日ちゃんと塩もみもしたでしょ? 肉としては非常にイイ状態。 おいしそうだっちゃ!」

「チミは人喰いか! メルクスぢゃなくてビアンキでしょうが!
 それに気付いてないんだろうけど、Lumさんにだってダメージはたまってるんだよ。」
「ウチ? ウチは全然平気だっちゃ。 マッシーンンだっからーダダッダー♪」
「いやいや何せ金属疲労なんつう言葉があるくらいだからだね・・・・」
「そんななまくらアルミちゃんなんかと一緒にされたら困るっちゃ!
 ウチは つよくしなやかと書いて強靭と読む鋼のナイスバディ、クロームモリブデンだっちゃよ!
 ヤング率だって段違いへーこーぼーの塚原跳び、てーんでお話にならないっちゃ!!」

(うぷぷ、そんなヤングだなんてアナタ・・・・・)
「行き先変更して十勝岳にするけ?!」
「いやっ!やあやあ走らせてくださいっ!! ああボカァ幸せだなあLumさんと海岸線をデートできるだなんてぇ!!!」


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「んで、Lumさん、本日はどのようなコースなんすか?教えてくださいよお。」
「んー? まずは、ここ、浜益温泉からビシッと厚田まで戻り、そこからバキッと内陸に入り、
 あとはドカンと北上して、ズキューンとオンセンに戻る、とーってもわかりやすい周回コースだっちゃ。
 昨日みたいな激な坂もないし、激な寒さもなさそうだし、やさしい癒しのルートだっちゃね。」

「本当にぃ?どーもワナがありそうな気がするなあ。 しかし後半は初めて走るコースだね、吉とでるか凶と出るか・・・・」
(ふーん、初めて、ねぇ・・・・・)
「ん?何か?」
「まあ、行けばわかるっちゃ。 れっつごおー!」

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「しかし、このシューズカバーっつうのは快適なモンですなあ。 昨日ひどい目にあってあわてて買ったんだけど。
 ウルトラマンみたいで激しくハズイけど末端が冷えないのはウレシイねえ。」
「ホーント、これならあと一ヶ月は乗れるっちゃね。」
「ええっ!!」
「さあさあまずは最初の上り、トンネルまでは5kmで200m。 まあウチとダーリンにかかればただの丘だっちゃね。」
「えーと、もうすでにインナーローに落ちてますが・・・・」

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「はい獲ったぁ! あとは厚田までダラッダラの下り、楽なもんだっちゃね。」
「もう全っ然インナーロー固定なんすけどお・・・・・」

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「やーもおトンネル楽しくって! クセになりそお。」
「絶対長生きできないタイプだっちゃね。」

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「ほーら、 もう厚田浜だっちゃよ!」
「えっ! 水着ギャル水着ギャル・・・・・」
「・・・・・・・・、泳がせたげよーか?」
「いっ、いやあ結構ですう!・・・・って、うわ!ここまでで30kmも走ってますよ!1/4地点で30っつうことは・・・・・、Lumさあん!!」
「ウチ、しーらないっと! さあさあいつものセコマで補給して、がんばって行こー!!
 今シーズン4回目ともなればもうすっかり常連さんだっちゃね。 毎度っ!てなカンジで!」


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「・・・・・、しかしずいぶん早めに休憩とらせましたね・・・・・・・、って、ええっ!もしかしてこの先!!」
「はいっ!手持ちの補給食もボトルもたっぷりだっちゃね!!大丈夫!!!全っ然大丈夫っ!!!!」
「どこが大丈夫なんすか!ないんでしょこの先3/4!!どこにもなんにも一軒もないんでしょっ!!!」
「まあ、秋だから! 川に鮭とか登ってきてるかもしれないっちゃ!ね!ね!」
「そんなん一発でこっちがクマの餌食ですがな、とほほ・・・」

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「コーンとブルーシートで色あわせをする超絶の絵作り、並みの技ではございませんのことよ。」
「ま、神様の仕業以外の何物でもないのは確かだっちゃね。」

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「はいっ、ここからはドーンと北へ向かうっちゃよ!」
「北上かあ、なんかすっごく登るってイメージがあるなあ。」
「それは地図でしかモノを考えられない愚か者の思想だっちゃ!」
「・・・・・、んー、でも実際、当別川に沿って遡上してるんだから登ってるのは間違いなく・・・・・
                                      ・・・・・しかも彼方に見えるのはおそらく暑寒別・・・・・」

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「がはは、銭湯みたいなトンネル! そう言や飾りも銭湯チックな・・・・」
「なーつかしいっちゃねえ、ダーリン、覚えてるっちゃ?」
「へ?こんなとこ前に来たこと・・・・・・・、あーっ!!8年前か?!」
「そう! 函館の前哨戦で参加したレースの折り返し地点だっちゃ!
 だからここまでは初めて走るトコじゃないっちゃよ。 覚えてる、ダーリン?」

「そうそう、あの時はすっかり調子こいちゃって、ここの上りの途中で足が攣っちゃってな。
 後半なんかもうへろっへろでさあ、完走できたのが不思議なくらいで・・・・・って、オイ!なにを昔話を・・・・・」
「んふふ~、いいじゃない。 二人で重ねたヒストリーはプライスレスだっちゃ! 新参の娘っ子にはこういうマネは出来ないでしょ。」

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「この辺りなんつうのは紅葉もすっかり終わっちゃってて、なんか寂しいような・・・・・」
「あら?大好きなサビ色がたっぷりでうれしいんじゃないのけ?」

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「で、やまを茶色に、ってオチ? ベタだっちゃねー。」
「しかしこりゃ、本当にクマに会っちゃいそうだよなー。」
「そしたらロケット・ユタも真っ青のスーパースプリントが見られそうだっちゃね、面白いかも!」

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「あら?もう境界、ってコトは上りはおしまい? なーんだ、物足りないっちゃー。」
「えっ! ここって石狩市なの?! ええ~、じゃ、この旅は市内、いや区内を回っただけ? ううむ恐ろしや石狩!!」

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「おお、オイラこういう紅葉、地味に好きなんスよ! ささ、記念撮影を・・・・」
「えー! こういうトコはもっと引きで撮ってくんなきゃ・・・・」
「だってLumさん自立できないんだから手で支えてないと・・・・・、そういやどっかで携帯型のスタンド出してたよなあ。
 よーし、じゃ、来年はそれを使ってもっとイイ画を・・・・・」
「誰と一緒に撮るのやら?」
「ううっ、ちくちくとプレッシャーかけてくるなあ・・・・」

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「わわっ!とうとう降ってきやがった!!カッパカッパ・・・・」
「いいから踏み切れあと5km! アベ40なら7分半!! 本降りになる前にゴールするっちゃ!! ぶちかませえーっ!!!」
「でえええ~っ、結局昨日とおんなじオチかよーっ!!」


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「ぬおおおおっ! わかる、わかるぜエバンス!! 世界選手権のラスト4km、単身ロングスプリントで勝負に行ったアンタの男気!! 今のオレにはもう我がコトのように・・・
「一緒にすなーっ! オドレが勝負できそうなのはせいぜい垢抜けない顔ぐらいのモンじゃーっ!!!」「しどい、しどすぎるう!!鬼!!悪魔~っ!!!」
「だ・か・ら!鬼だって言ってるっちゃ!悪魔ってなんだっちゃ?鬼と悪魔を一緒にしたりしたら京極堂に説教くらうっちゃよ!」





「でへへ~、ぜへへへ~~、もぉーダメ、また死んだ、またまた死んじゃった、もうこれでもかと言わんばかりに死んぢゃったよ。」
「へー、どれどれ・・・・」
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「ほーら、全然やさしい距離じゃないのん! じゃ、二日でのトータルは・・・・」
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「あら~、見事に中途ハンパだっちゃね。 どう?ダーリン。 ウチは濡れても平気だから増毛方面に往復20kmばかり延長デートするっちゃ?」
「しええええ~! もうかんべんですううう~!!」 

    ・・・・・・もう、根性なし!(笑)


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by denzi-orange | 2009-10-27 01:45 | ばいくバイクBike
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「さあっ、いよいよクライマックス! 炎の山岳ステージだっちゃ!!
 キャー!盛り上がるっちゃー!!」

「・・・・・、登り切れなかったら古平に捨ててバスで帰るからな。」
「その時は下りの途中でコントロール不能になって谷底に放り投げてやるっちゃ!!」
「えーん、やだよお怖いよお・・・・」

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「はいっ、いーい紅葉だねえ、チェレステに映えますねえ。」
「何なんだかだと理由をつけて坂の途中で休んでるっちゃ。
 もういっぺん下りて最初からやり直すけ?!」


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「むりですう!そんなペースアップとか言われてもこれ以上こげませーん!!!」
「なんて情けないことを!! ウチはオマエをそんないくじなしに育てたおぼえはないっちゃ!!
 もがけもがけ死ぐまで踏むっちゃーっ!!!」

「いつからお母さんになったんですかあ!!」

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「どっせーい! どーんなモンじゃー!!!」
「キャー! ダーリンすてきー!! 天才だね秀才だねノノムラテルだねえー!!!」
「あうう、Lumさんキャラずれしてますよおお!」


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「しえーん、Lumさん美しい、美しすぎるう!!」
「当然だっちゃ、ここまで登ってやったんだから天気くらい味方についてあたりまえだっちゃ。
 これで雨でも降らせたりしようモンなら雲から引きずり降ろしてタコ殴りだっちゃ。」

「ううっ、やはりビューティーながらバイオレンス・・・・」

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「さーって、下ってオンセンですね、行きまーす!」
「あっ、ちょっと待って! ポケットにまだ携帯食あるでしょ、食べて食べて!」
「ええっ?たしかにもうヘロヘロで漕げませんけど、いいでしょ、別に、下りなんだし?」
「いいから!!」

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「どわわわわー、寒い寒い寒い寒い、死ぐー!! 死んでしまうるうーっ!!!!」
「漕げ漕げ漕げ漕げ! もがきまくって体温維持しないと一発で凍死するっちゃよ!!
もうダメもへったくれもない、死ぐまで踏み切らんかーい!!」

「ぬええ、どっちにしても死ぐんじゃないかよー! ひどい、ひどすぎるう!! アンタ、鬼かーっ!!!」

「・・・・・、鬼だっちゃ。」



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「はい、到着ーう。 ごくろーさま、パチパチパチ・・・・
 さっ、はやく塩茹でになってくるっちゃ。」

「ぜへー、ぜへへー、あー、ひどい目にあった。 マジ死ぬとこだった。 いや死んだ。 死んじゃった。 もうカンペキ死んじゃった。
 とっととフロ入って帰って喰って呑んで寝て、明日は一日死んでよーっと。」
「えっ、明日も休みだっちゃ?」
「げっ!!!」


     ~なんとなんとの、つづく。
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by denzi-orange | 2009-10-24 22:41 | ばいくバイクBike
一夜明けて。
ご立腹のLumさんを乗せた冷や奴は目的地に到着。
「ささ、Lumさん、着きましたよお。 今日はね、ここから山を越えて・・・
「うう~ん、ダーリン。ウチ、海が見たいっちゃ!」
「いやいや大丈夫!この山を越えてからはずっと海沿いを・・・・
「今すぐ見たいっちゃ!」
「いやいやでもでも、そうなるといいだけ走って疲れ切ったとこでこの山を登ることになり・・・
「ウチに逆らうのけーっ!!」
「わーかりました!行きまああーす!!」

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「キャー! 海だっちゃ海だっちゃ!! この冬のニオイのする荒波の日本海!!
 たーまんないっちゃねえ!!!」

「ラッ、ラッ、Lumさん!!寒いっス! 向かい風っス! 厳しいっスよお~!! 
 こりゃ演歌的浪漫のほうでロマンチックはかけらも無いっスぅ!!」

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「何ヌルいこと言ってるっちゃ!! この、闘いにはおあつらえ向きのシチュエーション!!
 これで闘魂がボンバイエしないようなら自転車乗りの資格はないっちゃ!!
 ほらほら、そんなウインドブレーカーなんかバタバタいわせてるからつらく感じるっちゃ!
 漕いで漕いでカラダがあったまれば脱いでもへっちゃらだっちゃよ!!」

「オイラはそんなドMと違うんだって~!!」

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「はい、この時期トンネルはどこかしこも工事中、片側交互通行だっちゃよ!
 風が遮られるからって休まない! クルマに迷惑かけないように全開でかっ飛ばすっちゃーっ!!」

「しええ、カラダもココロも休まるヒマがないいっ!!」

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「ほーら風が回って楽になったっちゃ。
 ぐるっと回るんだからちゃんと中盤以降が飛ばせるようになってるの。 正解だっちゃね。」

「とは言いましてもだいぶスタミナ奪われましたがな。 山がなあ・・・・」

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「あら? ダーリン、神威寄ってかないっちゃ? 
 あーあ、ウチ、シャコタンブルーソフトクリームとツーショット写真撮りたかったなあ・・・」

「カンベンしてくださいよお!!この寒いのにアイスだなんて!」
「ふーん、あそこの坂がやだ、ってワケじゃないんだあ。 じゃあそのかわり、入舸回りだっちゃね。」
「ええーっ、それってかなりの遠回り・・・
「いいじゃないそのほうが上りがゆるやかでしょ、ダーリン好みの。
それに、あっちには・・・・、チ・ニ・カ・・・」

「うわわっ、オイラの弱点をことごとく突いてくるなあ・・・・」
「あったりまえだっちゃ、何年付き合ってると思ってるっちゃ?」

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「うーん、セクシー! ナトリウムランプの下だと、ドキッとするほど妖艶になっちゃうっちゃね!!」
(だから自分で言っちゃっちゃあさ・・・・)
「何か言ったけ?!」」
「いっ、いいええ!決してそのよおなああ!!」

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「ほーら、チーニカさん、たまんないんでしょ、サビ夫としては。」
「うるうるうる、いつ見てもたまりますぇんなあ、コイツばかりは。」
「でも、ウチはサビさせちゃダメだっちゃよ、ちゃんとメンテしなさい。」


「さあ、これで前座はオシマイ、いよいよクライマックスだっちゃ、盛り上がるっちゃねー!」
「うう、もうほとんど馬力が残ってないのにこれから500m超級だなんて、むごい、むごすぎるうう・・・・・」

   ~つづく。
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by denzi-orange | 2009-10-23 23:22 | ばいくバイクBike
それは昨夜のこと。
仕事から帰宅すると、Lumさんが玄関で三つ指ついてご挨拶。
「旦那様、お帰りなさいませ。」
(うっ、いやな予感・・・・・)
「今日はお話がございますのよ、ちょっとそこにお座りになって。」
「なっ、なんだいそのがんばれタブチ君みたいな展開は?]
「ワタクシ、先日の記事を拝見いたしましたのよ。」
(げっ!)
「いったいどういう
 コトだっちゃーっ!!!」

「いっ、いやあそれはそのこの、ほら、やっぱイベントとかだとさあ、周りのみんななんかがね・・・」
「カーボンけ!!」
「はっ、はあまあその、カーボンで・・・」
「インテグラルヘッドけ!!」
「や、ま、まあそのインテグラルで・・・」
「11速だっちゃね!!」
「いえいええ!そんな10速ですが、まあ将来は11なんてのもいいかなあと、いやいや!そんなそんな!!」
「キイィ!!
 く・や・し・いいいーっ!!!」

「いや、そんな全開で怒らなくても、別にキミを放出したりするわけではないし・・・」
「そうね、そうだっちゃね、どうせウチは12年物の大年増の廉価版。
 フレームだって鉄だし、ラグとか使ったクラシックでもない中途半端でみったくないTIG溶接のメガチューブだし、
 スリムそうに見えても体重10kg超えのオデブだし、カンパとはいえ安物で8速しかないし、コンパクトでもないし。
 それに最近は寄る年波に勝てず、お肌の張りツヤも衰えてキズも多いし・・・・」

「何をそんな悲観的な、そんな、そんなだねえ・・・」
「でも・・・」
「はい?」
「でも・・・」
「いっ、いやあのそのお!」
「でもそんなオマエがかわいいよって言ったくせにいいいーーっっっ!!!!!」
「ごめんなさいごめんなさいどうかカンベンしてくださいいいーーっ!!」



        ::::: blog倫理委員会の規定により、過度な暴力表現は割愛させていただきます :::::




「ハァ、ハァ・・・・ わかったっちゃ。 ダーリンがそういう態度に出るならウチだって考えがあるっちゃ。
 明日、デートするっちゃ。」

「ヒイ、ヒイイ・・・ ええっ、明日?いやー、明日はだってお天気がねえ。曇り雨だし、最高気温が11℃だっていうし・・・・」
「ウチとデートするのがそんなにイヤなのけ?!」
「いっ、いやあ滅相もございませんん!!」

    ~つづく
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by denzi-orange | 2009-10-22 21:22 | ばいくバイクBike
北海道の秋は駆け足。
紅葉もすっかり街まで降りてきて、雪虫もちらほら。
シーズンもあとわずかだが、ガシガシ走り貯める気にもならず、街をかるーくお散歩。
Lumさんは正装しないと厳しいんで、ここは石橋君の登板。
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神社で銀杏を愛で、蕎麦なぞすすり、街の古本屋を物色。
石橋君はレーサーの性をひた隠し、穏やかな時は穏やか。
んでもギアがアウターに入ると本来の牙をむく、かーなりヤバイ乗り物。
上りでカブに喰らいつき、路線バスとデッドヒート。 トレーラーなんぞに簡単には抜かせない。 
ネルシャツとジーンズに革靴のおっさんなのにもうピストバイク小僧状態。 あぶないあぶない(笑)
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そんなこんなで実はストーブリーグの話題。
12年の永きにわたりオイラのメインバイクであったLumさんであるが、世は何せ21.1世紀。
いつだかコメントしたけど、[アプリリアRS250 & RZ-R] ですからね、ホント(笑)
鬼のみなさんとの差を多少なりとも縮めるべく、最新スペックのファイティングマシーンの導入を決めました。
当然中途半端なモンでは後を継げないんで、かなりとんがったヤツで。
その名は、RD。 乞うご期待。 

だからといって愛するLumさんを手放すつもりは当然これっぽっちもなく。
多少の化粧直しをほどこしながらもまだまだかわいがるつもり。
次期ファイティングマシーンの性格次第では、来年の函館もLumさんだったりもありえるかも?

んじゃ、ドミノ式に石橋君がはじきだされるのかね?
それもないなあ。 コイツはコイツで、実にイイんだよね、特にデュラぶち込んでからはヤラシサに磨きがかかっちゃって。

 ああ 男の人って いくつも 愛を持って いるのね
 ああ あちこちに ばらまいて わたしを 悩ませるわ


はてさて来シーズンはどうなりますやら。
冬の間に足なまらせないようにしないとイカンなあ。
(えっまだ洞爺湖が残ってるって? ああっ、すっかり忘れてたあ!!)
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by denzi-orange | 2009-10-19 22:25 | ばいくバイクBike
昨夜遅く、J君のニセコ攻めの記事にぐらっと来ちゃったオイラ。
「んじゃオイラも明日行くべかな。」なんてコメント入れたはいいんだけど・・・
「えっと明日の後志のお天気は・・・・・、曇り雨80パーセントぉ!!!  ええい、やーめた。」   ・・・ぐう・・・

すっかり朝寝を決め込んだオイラが起きたのは8時も30分をまわったあたり・・・・
「げげーっ!ずぇんずぇん晴れてるぢゃんかよー!!いっそげーっ!!!!」

いつもの所出発は11時近く。 「ああ、出遅れた。 やばいよおー。」

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 DENZIさんのんきに出撃の図。

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 ああ全然こんなに晴れてるぢゃんの図。


  中略。


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 端折るにいいだけ端折っちゃったの図。


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 イタリアーンな補給食に満足の図。


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 紅葉を堪能するの図。


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 「ああ女湯のぞきたいなあ」の図。


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 なのに素通りゴメンの図。


 んで、いつもの所に戻ったのはやや3時。
 『ノロマなヤツに食わせるパイコー麺はねえ!!』
 はい、ごもっともです。
 鯉川で煮魚になって帰りまーす。

 DENZI君、今回は成仏できず。 残念。


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 それと今回残念だったのはお山が帽子をかぶってたコト。
 だってさあ、行きには「別の帽子」をかぶってたんだもん、撮り逃したあ。(涙)
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by denzi-orange | 2009-10-10 20:22 | ばいくバイクBike
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「拾月四日朝七時、毛無山山頂にて待ぁつ!!」
うむ、我ながらカンペキな作戦だ。
あのヤバイ人たちと一緒に毛無なんか登ったら秒殺されちゃうのは必至、とてもニセコまでなんて行けましぇん。
ならばここは先回りしてキツイ毛無をちん~たらあ~~と登り、体力を温存しながらその後に備える。
なんてかしこいDENZIさん。 レースっつうのは智力でやるもんです。(どこがレースかは置いといて)

6:40 毛無の頂上 着        「あら、かなりさぶいんじゃないの?」

6:50 そろそろ来るはずだが・・・  「む、むむむ、来ないなあ・・・」

7:00 来ない!             「ぐぬぬぬぬ、遅い、遅いぞ、臆したか武蔵!って、オレは小次郎か!」

7:10 来なあぃい!!         「ぐわわわわぁ、遅い、寒い、遅い、寒い、遅い、寒ぅい!!
                         これは佐々木小次郎ではなく吉岡伝七郎のパターンじゃないか!
                          ・・・・・つうことは!! やっぱりやっぱり秒殺なんぢゃないかあああ!!!!!」

  かくてガチガチに冷え切っちゃったDEN七郎さんは負け決定の戦いを開始するのでした。


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ほんでも毛無の裏は原動機つきならホームです、そりゃコーナーの一つ一つを全部知ってます。
ここで遅れをとるワケにはいきません。
それに実はLumさんは下りに滅法強い。
12年前の安物カンパノーメンテなのに天下のデュラエースよりよく転がるんです、マジ。
そいつを利して下りでアタマを奪うと、あとはイケイケ。
倶知安までのレース前半は、完全にワタシとLumさんが支配していたと言っても過言ではありましぇん。(だからレースでないって)


しかし、羊蹄周回に入って様相は一転します。
今まで笑いながらアホウを泳がせてた猛者たちがちょっとだけ普通に踏み始めたんですもん。
見る見る集団からチギれるDENZI君。 どうしましたぁ? 「ダメだ、ハラへってリキが入んねえ」 
さっきまでの元気はどこへやら、ヘロヘロになってようやくたどりついたニセコの道の駅。 
おやおやあ?もう皆さんは出発しようというのに、DENZI君はのんきにまんぢゅうを喰ってますよお?
「うっせえなあ、レースやってるワケでねえんだからまんぢゅうくらい喰わせろってんだよ、
 フロに間に合うように昆布まで行きゃいいんだろ、やるっつってんだよばかやろお!」
あーあ、やっぱりダメなヤツはとことんダメダメなんですねえ。
かくして前半の帝王さんは毎度お馴染みのブービー賞でやっとのこと幽泉閣にたどりついたのでしたあ。

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by denzi-orange | 2009-10-05 23:42 | ばいくバイクBike